こんばんわ ゆるゆる蒟蒻です(ペコリ

株主総会への移動の際には赤坂見附の駅は結構利用頻度の高い駅の一つだったりもしますが、赤坂見附の駅をニューオータニの方面で降りると、洋食屋の河鹿があります。

ここのお店は昔から気になっていたのですが、ランチタイムの時間に合わなかったり、丁度その時間でも食べている時間が無かったりで、なかなか巡りあわせが悪い事何回か(w

ま、そんな事もあって、気になりつつも遠いお店……と言うのが河鹿でもありました。

と……そんな中、何とかタイミングもあって入店……

(※ 嬉しさの余り店の外観とか内部の写真を撮り忘れると言う失態w )

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< Aランチ @810円 >

ランチは4種類あって、Aランチがハンバーグとカニコロッケ、Bランチが魚・海老・ホタテのミックスフライ、Cランチが豚の生姜焼き、Dランチがロースカツカレーと言うラインナップ

お値段は、すべて@810円なのが嬉しい限り。

と言う事で……肝心のお味な訳ですが……

このお店に入った瞬間、そのソースや料理の匂いから美味いものを食わせるだろうなぁと

オープンキッチンなので、料理の匂いが直ぐ分る訳で……もうそれでウキウキと……

美味しいものは実際に食べなくても何となく直観で分る訳ですが(w

しかし……美味しいものは実際に食べてみないと(w

ハンバーグのしっかりとした身の詰まった食感と洋食屋さん独特のデミグラスソースがたまりません。
洋食屋とフランス料理ではベクトルが違うのでソースも当然違ってくるけれど、フランス料理のソースを洋食にかけても奇異だし、洋食のソースをフランス料理にかけてもやはり奇異なのであって、そこは中味にあった洋服はどれ?と言うドレスの選択が重要と言う事でもあります(Dressing)

タイトルに古典的な?と書きましたが、洋食自体が古典的ではないの?と言う事も言えますが(w

まぁその味付けが昔懐かしい味……要するにバターや出汁をしっかりと使って作っていると言う部分で軽目軽目の味付けでは無いと言うのが嬉しいですね。

カニコロッケも丁寧にベシャメルソースが作られていて、バターと小麦をしっかりと牛乳で練り上げたことが良く分かります。

「古典的な」と言う事は単純に古臭いと言う事ではなく、一つ一つの所作や過程を丁寧に1個づつ踏んでいくと言う事なのでしょう。

店を出る際に気が付いたのですが……かつてのフランス料理の大御所である村上信夫の色紙が飾ってありました……なるほど?村上信夫の薫陶を受けたのだとすれば納得な古典派のお味であった訳です。

そして……かっての帝国ホテルはこんなクラシックなテイストのフランス料理を食べれたんだなぁ…と思うと羨ましくもあり……ちょっと残念な気持ちにも……

と…そんな事を一瞬頭によぎりつつも……クラシックなスタイルを食べたければ、またこの河鹿に来て大いに食べれば良いじゃないの?と思いつつ……あっと言う間にAランチは無くなっていったのでした。


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< 味噌汁: Miso soup かってレヴィストロースの美味しさの三角形での発酵文化と言う事を取り上げていますが……洋の東西を問わず発酵食品は重要な位置づけですな? >






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