こんばんわ ゆるゆる蒟蒻です(ペコリ

今日4月21日はイーブックイニシアティブジャパン(3658)の株主総会に行って参りました。 (*‘∀‘)

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<場所: ソラシティカンファレンスセンター ソラシティホール2階 (West) : 携帯の電波は良好 : 出席者は50人前後 >

会場にて受付をすると伊藤園のお茶を頂けます 

※ なお、お土産(他資料)は先渡し
※ 11時46分終了

本日から実質的に2016年度最初の株主総会になったのですが(イーブックは1月決算なので)……今回は非常に質問が多かった事もあり(全部で25問)以下まとめて書くスタイルで。

<株主からの質問>

①:株主総会の招集通知記載の事項の点や株主総会の議事運営の点について
②:取締役が8人中5人辞任する点について
③:イーブッククーポンについて
④:株価について
⑤:経営状況について

と言うのが主な質問だったでしょうか……

<回答>

①:株主総会の招集通知記載の事項の点や株主総会の議事運営の点について

今回の総会で結構ヒートアップしたと思われるのが、この事項についてだったのですが………

(1)どうやら昨年度の総会に書かれている「対処すべき課題」と今回の総会に書かれている「対処すべき課題」とが全く同じ文言だった事
(2)赤字になった事についての経過や表現について誠意が感じられない事
(3)決議事項案が吸収合併契約に関してであるが、それに関しての質問を受け付ける範囲が狭いのではないかと言う事

などが主な論点であったかと思いますが……

要は、会社が赤字であるのに、その説明や総会招集通知への記載が足りていないと言う事を感じさせる内容であったと言う事でしょう。

その件については、議長(社長)の方で徐々に軟化した対応になられたかと思いますが、いずれにしても今後は改善を検討していくとの事でした。

②:取締役の辞任について

今回の総会で社内取締役5人・社外取締役3人の全部で8名の取締役のうち5人が辞任をして新体制になると言う事について

(1)なぜ8名のうち5名もの取締役が辞めるのか
(2)折角の株主総会なのだから、なぜ取締役を辞任するのかについてそれぞれの取締役が個別に、株主の前で説明をしても良いのではないのか
(3)社長自身はなぜ辞めないのか

などが主な論点であったかと思いますが……

(1)については経営環境の変化に即応して若返りを図りたいと言う事が主なものであり、赤字を出してはいるが中期経営計画の範囲内ではあるのでその為ではない
(2)については当初、辞任する取締役の説明は行わなかったものの株主の方からの再三の質問で最終的に一人づつご発言をするに至り
(3)については、責任を痛感しているが、中期経営計画を軌道に乗せると言う事があるのでそれに全力を投じると言う事で責任を全うしたいとの事

③:イーブッククーポン(eBOOK図書券)について

(1)販売促進にイーブッククーポンを使っているとの事であるが、どの程度の成果があったのか?
(2)イーブッククーポンの使い勝手が非常に良くない

と言う事について

(1)販売促進の成果については非公開としたい
(2)イーブッククーポンの使い勝手が悪い点は承知しており、より使いやすくするために色々と検討したい

④:株価について

イーブックの株価が低迷している中で、クックパッドに第三者割当増資をした事とイーブックの社外取締役に先のクックパッドの代表取締役の穐田氏がいる事から

(1)クックパッドに再度第三者割当増資をお願いする事はあるのか
(2)クックパッドが第三者割当増資を引き受けた際の株価から半値程になっているが、社外取締役の穐田氏はどの様に捉えているのか
(3)株価についての社長の認識は

などが主な論点であったかと思いますが……

(1)クックパッドに第三者割当増資をお願いするのかどうかはそのような状況になるかどうかで是々非々で検討をしたいし、その事に関してクックパッドがどう考えるのかは定かではでない
(2)株価に関しては短期的な視点では無く長期的な視点をもって見ていく事が必要であるし、イーブックの潜在的な成長力から考えて今の株価はそれを反映していないと考えている
(3)業績が赤字である事が何よりこの株価に反映している事は重々承知しており、中期経営計画を軌道に乗せる事で株価を上げていきたい

との事

⑤:経営状況について

(1)連結子会社を合併させるとの事であるが、それは何故か
(2)連結子会社は純益なのか純損なのか
(3)配当は何時出るようになるのか
(4)中国事業についての現況について
(5)従業員が32名増えているがどのような業種なのか

などが主な論点であったかと思いますが……

(1)本体の業績が悪化した事によって連結子会社の重要性が相対的に増したため
(2)連結子会社の事項については開示できない
(3)中期経営計画においてシェアを上げて行って強いポジションを獲得できたら配当を行いたい
(4)さる3月に中国当局からライセンス規制等が出されており、それに対応をしている状況である
(5)三分の一ほどはエンジニアであり、残りは中核となるマネージャーや出版社との交渉などに当たる人員として採用した


と言う感じの内容だったかと。

まぁ、今回の総会での大きな論点の一つが「総会通知の記載事項」や「株主総会の議事運営の方法」等であったのは、それはそれでなのですが(?)

確かに、回答や議事運営も法律上は「適法」に済ましていると言う事なのでしょうが、そもそも「適法」であると言うのは当たり前の事なのであって、それを踏まえて経営者側の生の考え方や対応の仕方と言う部分を株主総会では見に行くと言う事も含まれているのではと思う部分ではあります。

残念ながら、このイーブックジャパンに関してこの様な(総会通知や議事運営の方法)部分で質問が割かれると言う事はそれだけ会社の対応が(もっと突っ込んで言えば、「社長」「議長」の対応が)形式的で木で鼻をくくった様な印象を与える対応だと言う事なのでしょう。

出版業界だからなのか……著作権を扱うと言う部分だからなのかは兎も角も……

今日の株主総会の対応は、どちらかと言えば冷たい紋切型の感じの対応との印象が強く残ったような気がします。

もちろん、取締役の辞任等は法律上何らの問題もないのでしょうが
しかし、8名のうち5名が辞任する様な事態においては、そもそも当初の選任の基盤が失われているとも言える訳で、法律上の適否と言う事だけでは無く、しっかりとその経緯などを丁寧に説明をしてくれても……と言うのはむべなるかなと。

株主総会後に事業説明会があるとの事で、そこでの事業説明で色々な事を説明をしたいと言う事も分かるのですが、何やら全部において杓子定規的な感じを抱かせてしまうと言うのはかなりのマイナスの様な気がしました。

株価は業績に基づくものでしょうが、実際に業績が良ければ株価が上がると言うモノでは無い事は株式市場の事を知っている人は当然の事。

この会社の株式を買ってみたいと言う気持ちを抱かせなくては(要は需給の問題でもあると言う事)株価は上昇しないと言う事も踏まえて色々と計画を練って欲しいなと。

まぁ株主総会に出席をすると言うのは、そう言った会社側の色々な温度と言うか株価を上げていこうと言う雰囲気を持っているのかを探りに行く為でもあるわけですが(w

兎に角も、このイーブックは社外取締役の穐田氏が回答したようにポテンシャルが反映されていないと言う部分での誤謬があるところから今後も注目をしていきたいのではありますが(後は、同じく社外取締役にいる寺田航平氏の存在に注目)………まぁ先月利確した身としては再度インするのに非常に注意深くと言う感じな訳ですな 


さて……? 肝心のお土産ですが……

2016_0421_122500

< イーブッククーポン@540円分 >

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< 伊藤園のお茶 >

2016_0421_1223012016_0421_122400


< 事業計画 >

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< 広告? 宣伝? >



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