こんばんわ ゆるゆる蒟蒻です(ペコリ

先日はテンポスバスターズ(2751)の株主総会の内容について書きましたが(それでも一応マイルドにだが)

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始めに想った感想は 大学や実務で法学を学んでいる学生さんや社会人の方は「テンポス」と「その他大企業」の株を一単元でも買って実際に参加してみると得るところが多いに大!!ではないかと?

正直、株主総会の実務と運営と言う事で様々な書籍が出ておりますが……

まぁ……昨日のテンポスバスターズの様な株主総会に出席をしてみれば……どの様に総会を運営したいか?と言うのは運営する側の胸三寸であるなと言う事がよくよくわかる様な。

個人的にはテンポスバスターズの様な ある意味”本音トーク”が炸裂している総会も面白いと思いますが
(それは質問する株主も回答する経営陣も両方ともぶっちゃけトーク的な事が半ば”成立”していると言う奇妙な状況にある訳だが……)
ただ? 一応、上場企業であると言う事もあるのだから、総会の中味はともかくも、総会の形式に関してはもう少し体裁を整えた方が良いと思うところ。

それは、所詮、株式会社は私的な集団(社団)であったとしても、その実質的な影響力を考えるならば(あくまでオープンなマーケットを通して資金を調達している=株式を流通させていると言う部分)、純然たる私企業であるとして勝手気儘な事が行き過ぎると言う事は難しいと言う事になるだろう。


とは言え………?

今回、テンポスの株主総会に出席して想うのは

株式と言う株主総会に出席する地位を保有して実際に出席をする動機としては

①:株主として振舞いたい(議決権行使・質問・株主として参加すると言う事ほか)
②:株価に影響を及ぼす姿勢を見たい(今後の業績や業務提携等へのアナウンスほか)
③:総会出席のお土産を貰いたい

と言う事が考えられるだろうか?

①の株主としての地位に伴ったふさわしい行為をしたり・接遇を受けると言う事を第一の目的としている場合はともかくとしてだが

②や③の場合には株式から得られる「利益」と言う事を重視していると言えるだろう。

商法(会社法)では株主に関する諸原則があるが……株主平等の原則云々と言う事があったとしても、創業者ファミリーが重要事項を否決できるだけの割合を維持している場合には①が重要になると言う事は少ないだろう。
①が機能する様になると言う部分は敵対的買収などに絡んだプロキシ-ファイトが生じるなどでもない限りは難しいところだろう。
(無論?自分が資金力に言わせて株式を買い進める様な立場であるならば、また違う側面だろうが)

そういう意味で、結局は株式と言うモノを媒介にして幾ら収益を上げて行けるのか
それは、株価上昇に伴うキャピタルゲインや配当(+株主優待+総会出席に伴う品々)によるインカムゲインをどの程度回収できるのかが重要と言う事になるだろう。

今回、テンポスの株主総会に出席をして改めて想うのは、株式は金を稼ぐ道具でしかないわけである(「米は金を稼ぐ道具」)と言う事を改めて実感したと言う事だろうか(w

そして、昨日も触れたが?

どうやらテンポスの経営陣(創業家)は株価に非常に敏感であることや、今の相場付きにおいて株価が株主優待に大きく影響を受けていると言う事も意識している様なので、アベノミクスに変更が無い限りはテンポスから上がる収益(主に優待券と言う事になるが)で何処まで購入単価(買値)が引き下がるのか?と言う事が要点となるかと。


実際の所?

大塚製薬やモーニングスターの様な株主総会をテンポスに求めてもそれは難しい事だろう(笑)
それは、いみじくもテンポスの森下取締役が発言していたように「会社の規模」と言う事が違うと言う事でしょう。
まぁ一定の体裁はとって欲しいと思う部分ですが……総会で本音が見えると言う意味では、実質的な面で有意義な総会であると言う逆説的な事が言えるのではないでしょうか。



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